・・・石は命そのものの結晶・・・
彩子です。このページに来てくれてありがとうございます。
私がデザインする 「
Psycho’s Gem Ball Brace」では、数十種類の天然石を取り扱っております。
私は石と石を繋ぎながら、自分が 壮大な時間の輪の一端を紡いでいるのだ、と大きな気分に取り巻かれることがあります。
私たちが手にしている 天然石は、気の遠くなるような時間を生き抜いた、
命そのものの結晶です。
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例えば、 水晶は結晶するまでに 約一億二千万年の時間を要すると言われています。
樹木の 「年輪」と同じように、 天然石の色や模様には、大地の奥深くで
ひっそりと育ってきた石達の 歴史そのものが刻まれています。
氷河期や火山の噴火などきびしい地球変動が岩盤に刺激を与えた結果 、
二つと揃わない表情や質感を持った うつくしい天然石を生み出していったのです。
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天然石の産地もさまざまです。
ロシアの奥地やブラジルの洞窟で何千万年もばらばらに育ってきた石同士が巡り合い、日本のとある地点で今 現在を生きるあなたの手首に留まっている
―――もの静かな 歴史のロマンに胸を打たれます。
しばしば、ブレスレットを身につけたお客様から、「なんだかじんわりと温かなものが伝わってくる」と、感嘆のお声を頂いております。
それは、人間と鉱石が触れ合って、生命同士の共鳴が起きているのだ、と私は考えています。
・・・「石と共に生きる」気持ち・・・
天然石アクセサリーのもっとも際立った特性は、経年の状態が「劣化」というより「味わい」に変わることだと思います。
身につければつけるほど、皮脂やその人が潜ってきた外気が染み込んで、初めて手にした時とは別物の「味わい」が生まれます。
色に深みが出てきたり、気付かなかった模様が表れてきたり・・・
ふとした瞬間に、腕にまつわる美しい色彩の並びを目にした時、
石達と「共に生きた」時の流れの感慨がこみ上げてきます。
・・・パワーストーンと呼ばない理由・・・
私は自分が扱っている天然石の「意味」をお伝えしません。
その意思は以前、私があるパワーストーンショップで働いていたときの記憶に根ざしています。
その店では棚を埋め尽くすほどのたくさんの天然石が陳列・販売されていました。
石の種類に見合ったように老若男女さまざまなお客様がご来店され、お気に入りの石を探しに来ました。
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お客様はまず「この石と目が合った」と言って、ご自分の好きな石を見つけ出します。
そうやって直感で石を選び取ったお客様の四囲からは、何か温かなものが感じられました。
ところが、お客様の多くが私のほうに向き直り、
「この石って何の意味があるの?」
「これって恋愛に効く?」
と尋ねるのです。
私はそのお店の方針で、「パワーストーンの意味」の一覧表をお客様に示しました。
すると、そこに書かれている字面が自分の目的にそぐわないと知った瞬間、お客様の多くが手にした石に興味を無くしていったのです。
それを境に、先ほど感じられた温かな気配も急速に消えていきました。
それは、時を越えて石と人とが引き合った磁力が途切れた瞬間でした。
それを見守っている私は何とも寂寞とした思いに駆られました。
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以上のような経験から、私は「Psycho’s
Gem Ball Brace」をお買い上げ頂いたお客様に、石と人との「一期一会」を大切にしていただきたい、という強い思いを抱き、石の「意味」をお伝えしないことにしました。
石への関心を深めていくにつれて、何千万年もきびしい自然環境を耐え抜いて結晶した石達に、人間たちが現世ご利益的な「意味」を与えることへの傲慢さを感じずにはいられないのです。
色に惹かれる。模様を美しいと思う。大切にしたいと願う。
そんな素朴な愛情を注ぎながら、石に触れた肌からじわりと伝わる温かな調和こそが、もっとも偉大で自然な「パワー」なのだと私は信じています。
もちろん私は、伝承として受け継がれてきた「パワーストーン」としての役割を否定はしません。
今日では、本やインターネットのサイトにたくさんの石の名前と意味が載っています。
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「
Psycho’s Gem Ball Brace」では、完成したブレスレットに使用した石の名前をすべてお付してお送りします。
それを手がかりにして、あなたご自身が手にした石の歴史を探る小さな旅に出発されて、その石にまつわる思いもかけない意味を知ることで、さらに愛着を深めていただけるのであれば、それはとてもハッピーなことなのだと思います。
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